Service
大型貨物船から荷揚げする大量の貨物は、「重要国際埠頭施設」に求められる保安対策の下、当社蔵置施設で安全に保管いたします。
桟橋接岸は、需要家様それぞれのニーズに適した船型に対応しており、保管貨物を積替え、日本国内はじめ、東アジア一円に向けて出荷しております。
三ツ子島埠頭は、塩の中継基地として、生産地から輸送される塩の保管と需要家様に配送する積替え荷役を担っています。
生産地からの輸送には、物流効率を最大化するため、主にケープサイズ(載貨重量17万~18万トン)のバラ積み貨物船が使用されます。
当社桟橋に到着した貨物は昼夜2交代勤務の中、桟橋に付設する橋形アンローダーで(最大)毎時2,000トンを荷揚げ、ベルトコンベヤで保税蔵置場に搬送し、保管しています。
また、当社は徹底した安全衛生管理の下、各需要家様の最適な在庫調整等のニーズに対応するため機動的かつ安定した保管・積替荷役機能を担い、強靭なサプライチェーンの一役を担っています。
三ツ子島埠頭は、安全と健康確保が企業活動の基盤であるとの認識から、安全衛生基本方針を制定し、RC(レスポンシブル・ケア)活動に取り組んでいます。
私たちは1.安全衛生教育、2.危険予知、3.予防保全を習慣化し、主体的な改善活動を積極的に実践することで、設備等トラブルによる荷役停止や事故による労働災害を未然に防止する体制を整えています。
社員並びに常駐協力会社社員の安全と健康確保が企業活動の基盤であるとの認識の下に、
以下に安全衛生基本方針を定め全社員がこれを着実且つ確実に実践するものとする。
三ツ子島埠頭用地面積
167,407㎡
保税蔵置場面積
56,313.50㎡
貯塩能力
1,100,000M/T
当社が主に取扱う塩は、メキシコ政府の国営会社ESSA(Exportadora de Sal, S.A. de C.V)が保有する世界最大級のゲレロネグロ塩田(面積:486平方キロメートル)で製塩する天日塩です。
ゲレロネグロは、メキシコ西部バハ・カリフォルニア・スル州に位置し、塩の結晶を育む天日塩製法に最適な地域と言われております。
ゲレロネグロ塩田では、塩分濃度の高いコルテス海の海水を塩田に引き込み、強い太陽の日差しと、安定した風に恵まれた気候を最大限に活かして製塩しており、台風など荒天の影響を受けにくいことが、安定した製塩と計画的な供給を可能にしています。
ESSAでは、徹底した環境保全と品質管理の下、2年の歳月をかけて結晶させた最高品質の天日塩を世界各地に出荷しています。